こんにちは、神戸市灘区のオーダーメイド学習塾SECOND HOME（セカホ）です。

先日の小2さんのおやつチャレンジはパイナップルを切って頂く。

お尻のところから甘い香りがしたら食べごろらしいよ。
と伝えるとひっくり返してクンクン。

いいにおい！中はどうなってるのかな？
種があるの？？
この辺に種がありそう！
ひとしきり観察して、いざカッティングへ。

皮が固くてまぁまぁ大物のパイナップルは、小2さんには手ごわい相手です。
珍しくサポートを求めながら、恐る恐る取り掛かりました。

それでも慣れてくると、最後まで1人でやってみたい！
と徐々に大胆になっていきます。
こうなると、私の役目はぐっと我慢して見守るのみ。
大きなケガがないように最低限の声掛けをしながら、とにかく見守ります。

包丁がすべったり、左手を切りそうになったり
口出ししたくなる場面の連続でしたが
ここで大切なのは”本人が”ヒヤッとして力加減を調節できるようになること。

私がどれだけヒヤヒヤしているかを口で伝えても、本人のヒヤッと体験にはかないません。

事実、うっかり刃先が指に触れてからは慎重になり、
意識する範囲もぐっと広がり、私のハラハラ指数も一気に下がりました。

大人としてはできるだけ痛い思いはしてほしくないし、アドバイスもしてあげたい。
けれど、私たちの”～しないように”や”～してあげたい”は、
時に子どもたちを遠回りさせてしまうかもしれません。

大けがになることはさけたいけれど、時に小けがを覚悟して、
子どもたちの経験から学び取る力にゆだねるのも、大切なことだと思っています。

見守りながらゆだねるは、きっと大人サイドの方が修行です。
けれどそこには思っている以上に成長しているんだと
気づかされる瞬間が待っています。

老婆心がさく裂しそうになる自分を制止し挑戦を見守る時間。
冷や汗とワクワクあふれるひと時です

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